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中国では、古くから脳卒中(脳血管疾患)という病気のことを、2000年前の医学文献に「卒中」と記載されているように、漢方薬で治療が行われていました。ご存知の通り、漢方医学(中国では「中医学」という)は2000年の歴史をもつ臨床・経験医学で、病気の原因、診断、治療には「気・血・水」の三大要素が重要視されています。なかでも「血」、つまり血液の「血のめぐり」に注目して、この流れが悪くなることが病気の最大の原因としてきました。血流が悪く、血管が詰まっていき、西洋医学でいう高血圧や動脈硬化の症状を起こし、それが脳卒中の原因であることも知られていたのです。そこでいま、脳卒中の治療法として、「血のめぐり」を重視する漢方が注目されているのです。

「血のめぐり」を正す漢方治療
脳卒中(脳血管疾患)は脳血管障害ともいうように、血液の流れ、血液循環の障害による病気です。漢方医学(中国では「中医学」という)では「血のめぐり」といわれていますが、私たちがよく使っている「血のめぐりが悪い」などと通じるものです。西洋医学的にいえば、抹消の微小循環障害、血液凝固能の異常、出血をともなう組織の障害などさまざまな血液循環の病態を複合した症候群であると考えられます。

血液は、人間の体の組織や細胞活動に不可欠な酸素と栄養素の供給から、代謝の産物である炭酸ガスや老廃物の除去を血液循環が行っています。この血液循環、つまり「血のめぐり」がスムーズにいかなければうっ血の状態となり、血管に血の塊や血管壁に老廃物がたまり、血の流れが詰まったり、止まったり、出血したりして、脳卒中を引き起こすのです。その原因を、漢方医学では「血のめぐり」が悪くなる「うっ血」としてとらえていたのです。

このように、脳卒中の原因は血流の問題で、漢方医学でも血のめぐりが悪くなるうっ血が脳卒中の原因となっているととらえているのです。漢方ではうっ血を改善して血の流れをよくする漢方薬を中心にして、体全体の血液の流れを正す治療を行っています。

また血液中のコレステロールや中性脂肪の高い症状である高脂血症や慢性的な高血圧症は脳卒中を発生させる大きな原因です。血液の粘調度が高まり、毛細血管での血圧の流れが停滞したり、高い血圧で血管壁を損傷したりします。こうしたうっ血状態、高血圧状態を漢方薬で改善することで、血液循環がスムーズになり、組織の新陳代謝が良くなって、免疫力が高まって治癒力を上げていくのです。

こうした血流を良くして、さらに「漢方と免疫」に注目して生まれた複合漢方薬に関心が高まっています。免疫を高める生薬、血液循環を良くする生薬などを配合、処方して、脳血管の疾患を改善するのが複合漢方薬です。脳血管の疾患への基本的作用として、血中脂質の低下、血圧の調整、血管壁の強化、コレステロール代謝の調整、代謝機能の強化、知覚・神経機能の回復などがあげられています。





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