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近年の治療法

 

脳卒中の治療は、手術をする治療方法と、薬による治療方法の2つに分けられます。近年は手術の技術が飛躍的に進歩し、とくにくも膜下出血には大きな効果がみられています。すぐれた薬も開発され、今後の進歩がますます期待されます。
 脳梗塞の治療
緊急治療
脳梗塞は高血圧が主な原因です。脳梗塞で倒れた場合、まず血圧降下が先決と思われるかもしれませんが、通常それはしません。脳梗塞は血管が詰まって脳への血流が不足しているので、高い血圧を利用して障害のない脳にたくさん血液を送りこみます。ただし、心臓病などある場合は逆に血圧を下げなければいけません。
抗脳浮腫薬
急性期には梗塞が起こった周辺に水分がたまり、「脳浮腫」と呼ばれるむくみが生じます。この圧力が脳を破壊し、後遺症につながります。脳浮腫を軽減させる「抗脳浮腫薬」には「グリセロール」や「マンニトール」があります。症状の程度によって1日数回、点滴投与します。脳浮腫は発作後数時間から起こりはじめ、3〜4日でピークに達するので、早期の治療が肝心です。
血栓溶解療法
脳血管にできた血栓が血流を止めてしまった場合、血栓溶解療法を用いて血管を再開通させます。よく使用される「ウロキナーゼ」や、「t-PA」という新薬もあります。「t-PA」はアメリカやヨーロッパで脳梗塞の治療薬として使用され、特に発症後3時間以内の患者さんに効果がみられるようです。
血管内治療
血栓溶解療法のような点滴投与ではなく、血栓溶解薬を詰まった部分に直接注入する方法です。足のつけ根の血管からカテーテルと呼ばれる細い管を挿入します。そして脳動脈の血栓に注入します。点滴投与の治療法より格段に再開通率が高いといわれていますが、発症後6時間以内でないと高い効果は望めません。
脳保護薬
2001年、日本で脳保護薬という新しいタイプの薬「エダラボン」が脳梗塞の治療薬として世界で初めて認可されました。血栓を溶かすのではなく、予後の後遺症を軽減します。脳梗塞の脳内で発生する活性酸素を除去して脳障害を防ぎ、結果的に後遺症が軽減されます。ただし副作用も確認されているので注意が必要です。
抗血小板薬
再発予防のための治療薬です。血栓をつくりやくする血小板のはたらきを抑え、血液をかたまりにくくします。急性期に使われるのは「カタクロット」、慢性期には「アスピリン」や「塩酸チクロピジン」という薬が使われます。通常は強力な「塩酸チクロピジン」の方がよく使われます。
抗凝固薬
この薬も血栓抑制作用がありますが、「心原性脳塞栓症」によく使用されます。急性期には「へパリン」や「アルガトロバン」という点滴薬がよく使われます。これらは血管が塞がるのを防いだり、血栓の形成を抑制します。慢性期には「ワーファリン」という内服薬が使われます。


 脳出血の治療
脳出血の治療
出血した血は固まって血腫をつくり、その圧力で脳細胞が死んでしまうことがあります。これまで血腫除去手術の主流は頭蓋骨をはずす方法でしたが、最近は内視鏡手術が普及しています。これは頭に10円玉程度の穴を開け、そこから硬性鏡を入れて患部を手術する方法で、患者の体への負担が軽い方法です。
くも膜下出血の治療
治療法には主に2種類あります。1つは、頭蓋骨を切り開き、破裂した脳動脈瘤の根元を金属製のクリップではさみ、出血を止める開頭手術です。もう一方が、カテーテルを入れる血管内治療です。ヨーロッパでは、開頭手術よりも血管内治療の方が治療成績がよいという報告もあるようです。


脳卒中の予防や後遺症改善に複合漢方薬が注目
最近、脳卒中の予防や後遺症に対する治療法の一つとして、漢方医学が、日本はもとより、欧米の医学界から注目されています。
なかでも、漢方医学で注目されているのが、”薬草の宝庫”長白山の生薬を中心として、最新の科学技術で処方された複合漢方薬の「舒脳益(ジノウエキ)」が話題となっています。これまで世界各国で数多くの顕彰を受けており、臨床試験のデータなども豊富で、香港の製薬会社から全世界約20カ国に供給されているということです。




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