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インタビュー

「ガン患者とアンチエイジング」をテーマに、
『アンチエイジング国際シンポジウム& エキスポ東京2006』
(『AISET2006』)において講演会を開催

『市民講座プログラム』
〜ガンに負けない! ゆったり、いきいき! その治療法、養生法、処世観について〜


▲会場には200人以上の参加者が集まり、熱心に講演を聞いた

スローへヘルス研究会会長・関根進氏が総合司会、

漢方健康ネットワークの顧問医師・三好立先生が講演

 『AISET2006』主催、厚生労働省、アメリカ大使館商務部、イタリア大使館経済部後援、世界アンチエイジング医学界協賛、A4M(米国アンチエイジング医学会)公式主催による国際シンポジウムが、6月16日(金)から18日(日)まで、東京・台場・ホテルグランドパシフィック・メディリアンで開催されました。「アンチエイジング」をメインテーマとして、「ながいき」社会から「わかいき社会」を目指し、世界の医学界などのアンチエイジングに関する専門家が参加して行われました。

  同シンポジウムの中の「市民講座プログラム」の一つとして、17日(土)に『ガン患者とアンチエイジング―スローへルス=創延命患者学のすすめ―』と題して、講演会及びパネルディスカッションが行われました。「ガンに負けない! ゆったり、いきいき! その治療法、養生法、処世観について」をテーマに、下記の5名の方々が講演しました。

  なお、この講演会及びパネルディスカッションには、総合司会として自らもガン患者であり、『天仙液 ガン治療革命』の著者である関根進氏が務め、また、漢方健康ネットワークの顧問医師である三好立先生が、「抗ガン剤治療におけるスローエイジング(延老化)の考え方」と題して講演を行ないました。その講演者からのメッセージを中心に紹介します。(なお、シンポジウムにおける各講演者の詳しい内容は、後日、「報告書」として発表される予定です。)


【開会にあたって】

●ガン患者は壊れた機械ではない
〜ゆったり長生き!スローヘルス(創延命)患者学の
  「5つの発想法」〜
・関根 進 <<総合司会>> 
スローヘルス研究会会長、季刊「いのちの手帖」編集長、中国長春中医学院大学名誉教授、元週刊ポスト編集長


【第1部 基調講演】
●ガン患者代理人の立場から
〜抗ガン剤治療におけるスローエイジング(延老化)の考え方―ガン休眠療法の紹介と今後の展望〜
・三好 立
キャンサーフリートピア代表医師、漢方健康ネットワーク顧問医師、医療法人・羅寿久会浅木病院外科部長、元福岡大学第2外科・胸部外科グループ助手、医学博士

●最新医療選択・患者の立場から
〜ガンの「最新延命療法」の傾向とその選択法−クロノセラピー、プラキセラピー、
  そしてホリスティック(全体)医療〜
・藤野邦夫 翻訳家、元東京大学講師

【ガン患者学・パネルディスカッション】
●生還患者の立場から
 ゆったり いきいき!スローヘルス患者学の体験記−その治療法、養生法、処世観
・黒川宣之 前「週刊金曜日」発行人
        多重ガン(前立腺ガン、大腸ガン、胃ガン)を克服して11年
・宮崎ますみ 女優
         乳ガンの告白をして・・・ 寝る前の1時間、瞑想と祈りを
・小澤恵子 元ブリティッシュ・カウンシル留学情報室室長
        肺ガン、そして脳転移を超えて14年
・藤野邦夫 翻訳家、元東京大学講師
        前立腺ガン、治療入院たったの一日、ブラキセラピー療法
・関根進  スローヘルス研究会会長、季刊「いのちの手帖」編集長
       食道ガン、「切らず」に治して8年


「開会にあたって」●ガン患者は壊れた機会ではない!

《総合司会》 関根 進

      スローヘルス研究会会長、いのちの手帖編集長


 ゆったり長生き!

 スローヘルス(創延命)患者学の『5つの発想法』

難治療といわれる食道ガンの手術を拒否して、抗ガン剤+放射線治療、さらに複合漢方薬や玄米菜食食養生法といったホリスティックな治療の組み合わせで健存延命、8年目。爾来、ガン治療にはさまざまな選択肢があること、あくまで悔いなき「患者主体の治療設計」を立てるべきこと、さらに「スローヘルス(創延命)患者学」=「心身にやさしいホリスティックな患者学」を提唱。いま「スローヘルス研究会」という患者会を主宰し、“心のマッサージマガジン”と銘打った季刊誌「いのちの手帖」を発刊している。

【講演者からのメッセージ】

この長寿時代をいかに「元気に、ゆったりと過ごすか?」 本日は、患者主体のスローヘルス患者学=創延命患者学の治療法、養生法、そして処世観について、市民講座を進めていきたいと思いますが、これから一人一人がしっかりと心得るべき「いのちを掴む、新しい5つの発想法」について提案したいと思います。
1. これからは一人一人が「患者学」を持つ時代だ
2. なぜ「ガン患者学」は大切か?
3. 「スローヘルス」(創延命)とは何か?
4. 「アンチエイジング」(抗老化)&「スローエイジング」(延老化)
5. ガン患者と「ホリスティック医療」の実践について

【略歴】1940年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒。週刊ポストなど各種の雑誌編集長を歴任。1993年、小学館取締役を辞任、独立。自らの食道ガン克服体験をもとにした「スローヘルス(創延命)患者学」の研究からインターネットビジネス、オンライン中国株投資、中国経済研究まで、先駆的なジャンルで活躍中。著書は「母はボケ、俺はガン」(日経BP社)「しなやかな玄米菜食」(太陽企画出版)「医者と患者でつくったガン治療入門」(NTT出版)「こうすれば50歳から病気知らず」(廣済堂出版)「帯津良−のがんに打ち克つ“いのちの手帖”」(二見書房)など多数。

【ホームページ】 http://www.9393.co.jp/naorugan/index.html


【第1部 基調講演】●ガン患者代理人の立場から

三好 立

キャンサーフリートピア代表医師、医学博士


 抗ガン剤治療におけるスローエイジング(延老化)の考え方―

 ガン休眠療法の紹介と今後の展望

日本初のガン専門相談所「キャンサーフリートピア」の創設者・故土屋繁裕医師の遺志を受け継ぎ、患者が納得のいくHMB(人間本位治療)の実現を目指している。悩める「患者の代理人」として、ガン治療計画やセカンドオピニオン相談に、精力的かつ懇切丁寧にあたっている。

【講演者からのメッセージ】

「お〜い、三好、大学病院なんか辞めて、早くこっちに来いよ。一緒にキャンサーフリートピアをやるぞ!」「OKっすよ、来年の春から手伝いますよ一」・‥これが昨年、土屋先生が急逝する2ヶ月前、2人で飲みながらの会話でした。微力ながら「師」の遺志を継ぎ、まずは「師」に近づくことを目指しながら、キャンサーフリートピア、2006年4月より再出航しています。キャンサーフリートピアでは、今後も患者のみなさんが納得されるHMB(人間本位治療)の実現を目指してまいります。そこで、本日は、心身にやさしいスローエイジング(延老化)療法の中から、特に抗ガン剤治療の新しい考え方である、「休眠療法」の紹介と今後の展望についてお話しさせて頂きます。

【略歴】1966年生まれ。1992年産業医科大学卒。1992年国立病院機構東京医療センター研修医。1994年亀田総合病院で外科シニアレジデント(救急・腹部一般外科。乳腺外科を故・深見敦夫(元癌研乳腺外科部長)に学ぶ。1997年塩田病院で、癌研時代に“ミニ梶谷(手術の神様)”の異名をとり、土屋繁裕医師の師でもある堀雅晴医師(元癌研消化器外科副部長)に消化器外科手技を学ぶ。)1999年癌研究会附属病院で腹部外科・呼吸器外科・病理学を学ぶ。癌研時代に土屋繁裕医師に出会い、ガン治療の考え方に感銘を受ける。2003年福岡大学医学部第2外科・胸部外科グループ助手。2006年4月よりキャンサーフリートピア代表医師に就任。漢方健康ネットワーク顧問医師。医療法人・羅寿久会浅木病院外科部長。

【キャンサーフリートピア連絡先とホームページ】
 〒102−0084東京都千代田区二番町7番地−1
 ミレニアムガーデンコート706号
 TEL : 03-3556-0505
 http://www.cftopia.com/


【第1部 基調講演】●最新医療選択・患者の立場から

藤野邦夫

翻訳家、元東京大学講師


 ガンの「最新延命療法」の傾向と選択肢

 クロノセラピー、ブラキセラピー、そしてホリスティック(全体)療法

最新のガン治療をはじめ、数々の医療関係翻訳書を手掛けているため、日本の忙しすぎる医師より、世界のガン医療に対する豊富な知識を持っている。また、人間丸ごとを診る「ホリスティック医学」に間する翻訳も多く、日本のドクターが集まるセミナーや各地の大学でも精力的に講演をしている。

【講演者からのメッセージ】

●ガン治療にかかわる現代医学の進歩は目覚しい。たとえば、抗ガン剤の時間調節療法であるクロノセラピーや放射線内照射のブラキセラピーに長足の進展が見られ、私自身、ブラキセラピーで前立腺ガンを治したが、この最新療法によって、子宮頸ガン、舌ガン、乳ガンにも新しい展望が開けてきています。

●しかし、一方で、手術、放射線、抗ガン剤を中心とする西洋医学には、はっきりした限界があり、世界の医療先進国の趨勢は、西洋医学を中心にしながら、さまざまな代替療法も組み合わせていこうという全体医療(ホリスティック医療もしくは統合医療)にあります。代替療法には、免疫療法と食事などを中心とした細胞改善法、生活習慣改善法があります。

●本日は、多様な治療法が取り入れられる中で、患者の側になにができるかを学んでいきたいと思います。たとえば、イギリスのTVジャーナリスト・スージー・グラント氏は「健康で爽やかに暮らしたければ、日々の食品を変え、週末の48時間で心身共にリフレッシュ浄化しよう」と、誰にでも出来る生活習慣改善法を提唱しています。これからの延命治療の選択は、まさに患者の情報収集力と判断力にかかってきたと思います。

【略歴】1935年、石川県に生まれる。早稲田大学フランス文学科卒業。同大学院中退。東京大学講師、女子栄養大学講師を務める。訳書に「手の五〇〇万年史」(新評論)「48時間浄化法」(風雲舎)「ガンに打ち勝つ患者学」(実業之日本社)「ガン長寿学」(廣済堂出版)のほか自らの闘病記を書き下ろした「前立腺がん これで全決」(小学館)「前立腺ガンこれだけ知れば怖くない」(実業之日本社)など著書多数。


【第2部 ガン患者学・パネルディスカッション】 ●生還患者の立場から

黒川宣之

前「週刊金曜日」発行人

〜わたしのスローヘルス患者学・体験記〜 その治療法、養生法、処世観


 多重ガン

 (前立腺ガン、大腸ガン、胃ガン)を克服して11年

1996年9月、前立腺ガンの宣告以来、忙しい週刊誌の編集・経営の業務をこなしつつ、足掛け11年、「前立腺ガン、大腸ガン、胃ガン」と3つのガンと闘う。その著書「多重がんを克服して(葛燉j日)は単なる闘病記にとどまらす医療過誤にはじまって、インフォームドコンセント(医師の納得説明)、セカンドオピニオン(第二の医師の選択)、インターネット情報の活用法、そして治療の可否、さらに、レセプト(医療請求書)の開示と、これからの「治療のあり方」と「患者のあり方」について、鋭く問題を扶り出した「体験的患者学」読本として注目された。

【講演者からのメッセージ】

多重ガンの本格的な研究は、患者の数が増えてきているのにまだほとんど行われていません。研究が進めば、次のガンの発生の予防や早期発見につながるだけでなく、ガン全般の原因の究明や治療法の改善にも役立つことでしょう。多重ガンの発生原因には、放射線や抗ガン剤など、ガン治療の副作用とみられるものもあります。ガンにかかれば死ぬのが普通だった時代には、いまあるガンを治すことが最優先されましたが、これからは治療がもたらす第二のガンの防止策についての関心が高まってくることでしょう。多重ガンの解明は、治療後の生活の質(QOL)の向上にもつながることなのです。ちなみに、11年ガンと付き合って痛感したこととは「治療技術の進歩」「インターネット情報の変革」「患者意識の変化」の3点ですが、私なりに得た結論がひとつあります。治療環境は日進月歩で進化していますから、元気に長寿を全うするためにも、「一日でも遅く発病することが最大のガン療法」という実感です。

【略歴】1933年広島県生まれ。57年に朝日新聞社に入社し、経済部記者、編集委員、論説副主幹などを経て、93年退社。94年に株式会社「金曜日」に入り、「週刊金曜日」の編集長や発行人、代表取締役などを歴任。2005年9月に退社した。在任中の1996年から3年半の間に3つのガンにかかり、その体験記「多重がんを克服して」を06年「金曜日」から出版した。


【第2部 ガン患者学・パネルディスカッション】 ●生還患者の立場から

宮崎ますみ

女優

〜わたしのスローヘルス患者学・体験記〜 その治療法、養生法、処世観


 乳ガンを告白して!

 寝る前の1時間、瞑想と祈りを・・・

2005年暮れにマスコミに自らの乳ガン手術について公表。放射線療法&ホルモン療法で転移再発を防ぐ一方、自宅では、前向きにさまざまなホリスティックな養生に努めている。乳ガン温存療法による術後の経過と心境については自身のホームページで綴っている。
http://www.masumimiyazaki.com/

【講演者からのメッセージ】

●様々なエゴと執着が莫大なストレスを抱え、肉体を蝕んでいったのではないか?
得るための努力ではなく、手放す為の努力が必要だと思っています。本来あるがままの姿こそが美しく健康なのだから。

●ガンというショッキングな出来事を与えられ、今まで握り締めていたものを手放したとき、絶え間ない生命力が私の中に流れ込んできました。

●私は寝る前の1時間、瞑想と祈りを必ず行います。身体を洗う為にお風呂に入るように、外界との接触によりビジーになったマインドを鎮めたり、精神を清め、魂のリセットを行う為に瞑想は欠かせません。

【略歴】愛知県名古屋市出身。1984年クラリオンガールに選ばれ、翌年、映画「Be-Bop High school」に出演。舞台=「坊ちゃん」「幕末太陽伝」「ラブレターズ」「大菩薩峠」「アン・インスペクター・コールズ」。映画=「BE BOP HIGHSCHOOL。〜VI」「冬物語」「ふうせん」「遺産相続」「夢二」「写楽」「国会へ行こう」「屋根裏の散歩老」。TV=「早春物語」 「チョッちゃん」「武田信玄」「ずっとあなたが好きだった」「新幹線物語」。ビデオ=「ブラックプリンセス。〜「」「XX美しき凶器」。ラジオ=「サウージ・サウダージ」「ラビアクサンチュエ」 J-WAVE。雑誌連載「微笑からはじめましょ」(小学館)「LA.LA.LA.気分でのんびり育児」(MARJORAM)。写真集=「HOLY BODY」。


【第2部 ガン患者学・パネルディスカッション】 ●生還患者の立場から

小澤恵子

元ブリティッシュ・カウンシル留学情報室室長

〜わたしのスローヘルス患者学・体験記〜 その治療法、養生法、処世観


 乳肺ガン、そして脳転移を超えて14年、

 手術、抗ガン剤、そしてγナイフ、全身温熱療法・・・

「薬が効かないガンには手術を施し、手術ができないガンには熱を加えなさい」とは、医学の父・ヒポクラテスの言葉。悪性腫瘍に熱を加えると効果のあることは昔から知られているが、手術、放射線、抗ガン剤などさまざまな治療法を受けて14年、最近は全身ハイパーサミア(温熱療法)、そしてγナイフ放射線治療で小康を保っている。東京大学で聞かれた「第9回全身ハイパーサミア市民講座」でも、患者の立場からその体験を報告。季刊「いのちの手帖」で闘病記を公開した。

【講演者からのメッセージ】

●右肺の下葉切除の手術を受けてから丁度10年目になる2002年の6月に右肺の再発と同時に脳への転移が発見されました。

●全身ハイパーサミアはルカ病院の竹内晃医師の遠赤外線による療法を受けています。従来の方法と追って、体表の血液を温め、血液の循環を利用し身体の深部まで均等に加温していく方法。体力の低下も副作用も少ない加温治療が可能ということです。熱感を抑えるための軽い静脈麻酔をした後、直腸内、食道内、体表面に数力所の温度センサーをつけ、加温器に入り、徐々に体温を上げて行きます。直腸温で41〜42度を保持しながら約60分間加湿し、徐々に放熱させ覚醒を待って病室に戻ります。通常、数時間の休息で帰宅することができます。

●これからも、騙し騙し、頑張って粘っていれば、新しい治療法が開発されてくる可能性もあるかと楽観的に考えています。それまでは、できるだけ身体を傷めないように、また免疫力を落とさぬように、漢方薬、気功、鍼、玄米菜食などの東洋医学的な方法で体調を整えていくつもりです。

【略歴】1983年、英国国立ケント大学英米文学科卒。1987年、ブリティッシュ・カウンシルに英国留学情報室を設立。室長及び留学カウンセラーとして勤務。大学を主とする英国留学フェアや企画を開催。病を得て退職。手術、療養の後、名古屋の南山大学国際課に勤務。国際教育交流業務に従事。1999年に辞職して、英国スターリング大学大学院に留学。英語教授法を専攻して2000年修士号を取得。


『アンチエイジング国際シンポジウム&エキスポ東京2006』

(『AISET2006』)に漢方健康ネットワークのブースを開設、

漢方健康情報を提供

『AISET2006』主催の展示会会場に、6月16日(金)から18日(日)までの3日間、漢方健康ネットワークがブースを展開し、QOL(いのちの質)の向上を目指した漢方健康情報を提供しました。

漢方健康ネットワークは3万人の会員を有するトータルな健康情報を提供する非営利組織です。病を患っている人も、そうでない人も、QOL(クオリティー・オブ・ライフ)の向上を目指して、「ながいき」社会から「わかいき」社会へ、アンチエイジングと生きがいをもって健康で元気に生活できるように会員同士が語り合い、情報を交換したり、医師や学者など専門家の方々を招いてセミナーや勉強会を行なっています。「漢方と健康」をメインテーマとして、いろいろな団体と提携して総合的な情報を発信し、代替療法や漢方療法に関する疑問や質問から漢方医学(中医学)の最新情報などまでを提供しています。

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