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更年期障害病気について知ろう
更年期障害の治療法

更年期障害の治療の一つに、ホルモン補充療法があります。症状の緩和、生活習慣病や骨粗鬆症の予防などに効果がありますが、誰でも受けられるわけではありませんので、内容をよく把握したうえで治療法を選択しましょう。
更年期障害の多くはエストロゲン(卵巣ホルモン)の低下によるため、エストロゲン補充療法(女性ホルモン補充療法)が有効です。このほか、精神症状には精神安定剤や漢方療法が用いられることもあります。
徐々に低下する男性性腺機能とは対照的に女性の性腺機能は急速に低下するため、パートナーとの性的不一致も問題となりがちです。平均寿命の伸びにより、女性にとって閉経後の30年をいかに過ごすかは大きな課題となっています。
現在まで、医師の多くは男性で占められており、産婦人科医ですら更年期障害を我慢すべきものと考える風潮が強かったようです。今後は人口の約半数が経験しうる問題として、家族、家庭医、内科医、産婦人科医、精神科医、地域保健婦などを含め、幅広く議論されるべき課題と考えられます。

女性ホルモン補充療法

不足した女性ホルモンを補い、症状の緩和を図ります。
  • ホルモン補充療法の目的
    多くの女性は更年期になると、原因不明のさまざまな不調(更年期障害)に悩まされます。これらの不定愁訴は、卵巣から分泌される女性ホルモンの量が急激に減少するために起こります。そこで、不足している女性ホルモンを体外から補充し、これらの症状を緩和しようとするものです。
  • 2つのホルモン補充療法
    卵巣からはエストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンが分泌されます。エストロゲンは、子宮や乳房を発育させて、女性らしい身体を作るほか、排卵を促し、子宮内膜を増殖させて、妊娠の準備を整えます。また、カルシウムの吸収を促して、骨の健康を保つ、血圧の上昇を防ぐ、コレステロールの増加を防ぐなど、身体全体の健康にも深くかかわっています。プロゲステロンは、子宮内膜を軟らかく変化させ、受精卵が着床しやすいようにしたり、妊娠しなかった場合に、子宮内膜を脱落させる(月経)働きを持っています。
  • ホルモン補充療法を受けるとき
    ホルモン補充療法は基本的に、卵巣機能が急激に低下したり、停止して、女性ホルモンの分泌が減少してから行うものです。更年期障害の症状を緩和したり、閉経以後の病気を予防するのに効果的ですが、更年期障害以外でも卵巣の機能不全や、療法の卵巣を摘出する手術を受けるなどによって女性ホルモンが分泌されなくなった場合にも、ホルモン補充療法の対象になります。
  • ホルモン補充療法を受けてはいけない人
    • 乳ガンや子宮体ガンにかかっている人、または過去5年以内にかかったことのある人(乳ガンや子宮体ガンは、女性ホルモンの影響で進行する場合があるため)
    • 重い肝機能障害がある人(薬は肝臓で代謝されるため、長期間服用すると、肝臓に負担をかけるため)
    • 血栓症(脳梗塞、心筋梗塞など)のある人(女性ホルモンが血液の凝固を促進する可能性があるため)
  • 注意が必要な人
    • 子宮内膜症、子宮筋腫、乳腺症にかかっている人、もしくはかかったことのある人(閉経によって治まったこれらの病気が、女性ホルモンの服用によって、再発することがあるため)
    • 高血圧、糖尿病のある人(きちとんとコントロールできている場合は、受けられるが、コントロールできていない場合は、痛んだ血管には血栓ができやすいため)
  • 薬の種類と服用方法
    ホルモン補充療法の基本は、2つの女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)を同時に飲む方法です。その人のホルモンの状態などによって、亜小作用の強いものや弱いものなど、その人に合った薬と量を選びます。通常は錠剤を内服しますが、最近は皮膚に貼り、皮膚からの薬の成分を吸収させる「パッチ薬」が用いられることもあります。
  • 副作用
    起こりやすい副作用としては、乳房の張り、胃のもたれ、むくみ、肝障害、出血、薬疹などがあげられます。長期間にわたり、エストロゲンとプロゲスチン併用を行うと、脳梗塞、心筋梗塞、乳ガンが増加することも言われています。

抗不安薬・睡眠薬など

不安感、不眠、イライラなどの場合に使用されます。

カウンセリング

相談して話を聞いてもらうことにより、ストレスが軽減され、症状が軽くなる場合があります。

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